緑色(アラビア語:أخضر)は、イスラム教において伝統的に多くの関連性を持っている。コーランではイスラムの楽園と関連付けられている。また、親アリド派(シーア派)の色としても選ばれた。817年、アッバース朝のカリフであるアル=マームンは、アリー・アリー=リダを後継者に迎え、王朝の色を黒から緑に変えた。この変更はアル=マームンにアリーを殺させ、819年にバグダードに戻された。緑色はシーア派の図像で特によく使われているが、スンニ派の国家でも広く使われている。特にサウジアラビアの国旗やイスラム協力機構の旗に使われている。
Loading...