NIVOはNight Invisible Varnish Orfordnessの略で、1918年から1939年にかけてイギリスの夜間爆撃機に施された暗灰緑色の仕上げである。1918年にオーフォードネスで開発されたもので、夜間に飛行機が見えにくくなるよう、月明かりに照らされた水面に溶け込むような光沢を持たせた。NIVOはヴィッカーズ・ヴァージニア、ハンドレイ・ペイジ・ハイデラバードなど様々な爆撃機に使用された。1930年代半ばまでに、サーチライトの下では反射が強すぎることがわかり、ヴィッカーズ・ウェリントンのような新型爆撃機が登場する前に段階的に廃止された。