ブランズウィック・グリーンは、銅化合物から作られる緑色顔料の一般的な名称だが、クロムイエローとプルシアンブルーの混合物など、同様の色合いを出す他の配合物にもこの名称が使われている。この顔料は最初に製造されたドイツのブラウンシュヴァイク(英語ではブランズウィックとも呼ばれる)にちなんで名付けられた。深みのある濃い緑色で、強烈なものから黒に近い非常に濃いものまで様々である。英語の色名として初めてブランズウィック・グリーンが使われたのは1764年のこと。この色の別名はイングリッシュ・グリーン。ブランズウィック・グリーンの同義語としてイングリッシュ・グリーンが最初に使われたのは1923年である。ディープ・ブランズウィック・グリーンは、一般に、イギリスのオート・レースのナショナル・カラーであるブリティッシュ・レーシング・グリーンの一部として認識されている。
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