エリンはカラーホイールのグリーンとスプリンググリーンの中間色。色を表現する「エリン」という言葉の最も古い使い方のひとつは、ジェーン・ジョンストン・スクールクラフト(1800~1842)の詩に登場する。松の木に」と題された詩の中で、スクールクラフトはイギリスで何年も過ごした後、北米に戻ってきたことを振り返り、こう書いている。「Not all the trees of England bright, / Not Erin's lawns of green and light / are half so sweet to memory's eye, / as this dear type of northern sky.」 (イングランドの明るい木々も、エリンの緑と光の芝生も、この親愛なる北の空のように、思い出の目にこれほど甘美に映るものはない)。