1 色名 の "Sinopia"

シノピア(シノパーとも呼ばれ、現在のトルコの都市シノップにちなんで名付けられた)は暗赤褐色の天然土色顔料で、その赤みがかった色は酸化鉄の脱水型であるヘマタイトに由来する。古典古代や中世の絵画に広く使用され、ルネサンス期にはフレスコ画の下絵のための石膏の粗い下地によく使われた。ルネサンス期には、フレスコ画の下絵を描くための粗い石膏の層によく使われた。この言葉は、顔料と下絵の両方に使われるようになり、フレスコ画を転写するために壁から剥がした時に現れる下絵そのものにも使われるようになった。 中世のラテン語とイタリア語では、シノピアは単に赤い黄土色という意味になった。英語では赤い土の色を意味するシノパー(sinoper)という言葉として使われるようになった。シノピアは現代の様々な色彩体系における色である。
シノピア
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